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Channel: モデルロケット展示室
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平成26年度モデルロケット全国大会、総合優勝者達の素顔

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平成26年度6月7日に開催された日本モデルロケット全国大会に総合優勝した越谷市の栄進中学校科学部のメンバーの素顔をビデオで見るhttps://www.youtube.com/watch?v=ZgDgn7jFQFk
 
イメージ 1
 
すでに全国大会の準備を進めているグループもあり
雨天対策を十分にする、ロケットにシリコン防水スプレーをする、上空で見やすいカラーチョーク粉を入れる
地上でパラシュートが開くかマヨネーズ容器で自作したパラシュートテスターで地上テストする
風の強さに応じて、パラシュートのサイズやストリーマのサイズを交換する、そうしないと回収不能で失格
他のグループのロケットを観察する
カッパ、雨帽子、雨をよける簡易テントなど工夫がいる
 
軽量化に素材を吟味している、バルサ尾翼は断面が流線型となるように仕上げられ、ボディーチューブとの取り付け部分には軽量パテでフィレットで肉盛りされて空気抵抗が少ない
ショックコードが釣具店で買えるケプラー釣り糸で、耐熱性がある
ストリーマはアルミ蒸着マイラーフィルムで上空でも太陽光線を反射して視認しやすい
トラッキングパウダーは、蛍光顔料の赤色カラーチョーク粉で、紙製ワディングでなく発泡スチロールで自作した円柱型のピストンで確実に放出している
機体が水平で降りてくるように、フィンの前にケプラー釣り糸のショックコードがついている
バルサ尾翼が角が丸くしてあり、強度を増すため釣り具店の液体瞬間接着剤が含浸させて固めて、表面がツルツルになるように磨いていいる、ノーズコーンもツルツル仕上げです
雨に強くするためスポーツ店、傘のシリコン防水スプレーで機体に吹き付けて防水処理をしている
イメージ 2
 ロケットの到達高度はストップウォッチで上空でピストンワディングが放出されて地上へ落ちるまでの時間を計測して、それを重力加速度で計算をして求めます
例えば、最高高度地点から4.2秒でピストンが地上まで落ちた
  (重力加速度秒速9.8m×4.2秒、×4.2秒)÷2=86mと算出できます
(毎秒9.8m×落下時間、×落下時間)÷2=最高高度
 
図のように市販のキットを機体破損、紛失の予備数も含めて数機購入
ストリーマ  鳥害防止アルミ蒸着マイラーフィルム  農協、dIY店で購入
液体瞬間接着剤  バルサの板に含浸させて固める  釣具店で購入
ショックコードにつかうケプラー糸   釣具店
モデルロケットキット   エステス、ハイフライヤー  佐藤貿易http://www.bekkoame.ne.jp/~v2rocket/page015.html
 長さ 305mm、直径 18.8mm、重さ 23g、バルサフィン
図のようにフィンの角を丸めて抵抗を減らして、断面が流線型になるように紙やすりで仕上げ、液体瞬間接着剤をバルサ表面に薄く染み込ませて乾燥後、紙やすりでツルツル仕上げします
エポキシボンドでボディーチューブに接着、1枚のフィンの根元に斜めにjカットしたランチラグパイプを接合して段差がなくなるように、上からボンドを多めに盛り付けて指で均して空気が流れがよくなるフィレット作業をします
紙製ワディングでなく、発泡スチロールを円柱に削る、防炎のためにマスキングテープで覆いピストンでカラーチョーク粉を空中で散布して地上の高度測定員に視認できるようにします
金属フックは軽量化のため使用しません、エンジンの周りにマスキングテープを巻いてその摩擦で固定します
 
塗装が終わったロケットの表面をテッシュに付けた歯磨きクリームでツルツルに磨き、さらに自動車カーワックスを塗るとピカピカに仕上がり防水もできる、スポーツ店に雨具防水シリコンスプレーを機体に吹き付けると良い

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